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『乙女のおかず』3巻レビュー:黒薔薇学園参戦で煩悩学園さらにカオスに

百合マンガレビュー

⚠️ この記事はネタバレを含みます。

はじめに

2巻のラスト、修学旅行中に発生したあの下着失踪事件。犯人が誰なのか、気になって気になって仕方なかったんですよね。

そして3巻。表紙を開いた瞬間、紺野麻由子が「ヒロインのことがだ~いすき!」と書かれていて、もうこれだけで期待値が上がりました🌸 読み進めてみたら、今巻も期待を裏切らないカオスぶり。いや、むしろ前巻よりもさらにスケールアップしていました。

前巻までの「白百合学園内の煩悩」という閉じた空間から、今巻はついにライバル校・黒薔薇学園が登場。学園対抗のお色気勝負まで始まるなんて、もうこの作品の勢いは止まらないですね。

前巻のレビューはこちら👇️
『乙女のおかず』2巻レビュー:ウルトラ超乳風紀委員長まさかの仲間入り

作品情報

  • タイトル:乙女のおかず(3巻)
  • 原作:藤川よつ葉
  • ジャンル:お色気ギャグ・コメディ

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こんな方におすすめ

  • エロギャグ・コメディが好きな方
  • 学園対抗のドタバタ展開が好きな方
  • 紺野麻由子の百合ポイントを見逃せない方
  • 御厨珠珠の成長・変化が気になる方
  • 女性原作者ならではの「女の子視点のエロ」を楽しみたい方

あらすじ:修学旅行で起きた事件、そして新たなライバル登場

成績優秀・容姿端麗な生徒会長・白井乙女(しらいおとめ)。相変わらず頭の中はエロでいっぱいなムッツリ系変態女子高生です。

3巻は、2巻のラストで発生した修学旅行中のパンツ失踪事件からスタート。被害にあった乙女たちは、浴衣のまま事件の真相を追うことに。乙女は持ち前のエロ妄想を武器に、犯人へと辿り着いていきます。

事件解決後、今度は風紀委員長・御厨珠珠を狙った新聞部の密着取材が始まったり、なぜか乙女たちの学園・白百合学園にライバル校・黒薔薇学園の生徒たちが現れたりと、平穏な日常はどこへやら。新たなキャラクターたちが加わり、煩悩学園はさらに賑やかになります。

注目ポイント:修学旅行パンツ失踪事件の顛末

2巻で「これ、どうなるんだろう?」と引っ張っていた事件が、3巻冒頭でいきなり動きます。

被害者全員がノーパン浴衣という、もうこの時点でカオスな状況。そのおかげで乙女の妄想が止まらなくなり、犯人捜しよりも自分の欲求を優先しそうな気配を見せつつ……それでも最後にはちゃんと犯人に辿り着くあたり、やはり乙女は主人公ですね(笑)。

そして一件落着と同時にトイレに駆け込んでいく乙女。1巻から変わらないこの行動パターン、ある意味安定感があります。この作品を読むたびに「この子、本当に生徒会長なのか……?」とツッコミを入れたくなりますが、それが愛おしいんですよね。

注目ポイント:御厨珠珠、新聞部に密着される

2巻で生徒会書記として仲間入りした御厨珠珠。今巻では新聞部による「密着1日」が敢行され、彼女の意外な一面が次々と明かされていきます。

風紀委員長として活動しながら、生徒会でも仕事をこなす御厨さん。なのに「御厨の胸が風紀を乱している」という疑惑まで浮上して……これには思わず頷いちゃいました(笑)。自分の胸が風紀を乱しているかもしれないと気にしつつ、どこか歓びを感じて身体が疼いちゃっている姿は、もう完全に乙女たちの仲間ですね。

この件を乙女が収めることで、二人の絆がまた一歩深まるシーンは、私としてはけっこう尊かったです🌸 生徒会の3人が「風紀を乱しているのは自分たちでは?」という自覚を持ちながらも堂々としているあたり、この作品の空気感がよく出ています。

注目ポイント:黒薔薇学園との因縁の水泳勝負

今巻最大のイベントといえるのが、ライバル校・黒薔薇学園の登場です。

「白百合」に対して「黒薔薇」と、対比がはっきりしすぎていて命名センスに笑ってしまいました(笑)。黒薔薇学園の生徒たちはエチエチギャルで、白百合学園の乙女たちを挑発してきます。

もちろん乙女は、その挑発を持ち前のエロ妄想で難なくかわすどころか、黒薔薇の生徒たちに対してさらに過剰な妄想を繰り広げて……もうこの子の妄想力は規格外ですね🤣

勝負の内容は水泳対決。しかも化学教師・松戸が持ってきたのは、なんと溶ける水着。これが予想通りの展開で大変なことになりますが、結局は乙女の大活躍(?)で事なきを得ます。長年続いていた白百合と黒薔薇の因縁までも解決してしまう乙女の懐柔力、ある意味最強です。

注目ポイント:紺野麻由子の視線が止まらない

1巻からずっと推させていただいている副会長・紺野麻由子。今巻の表紙にまで大抜擢されていて、うれしかったです。

紺野は相変わらず乙女のことを「ライバル」として見せかけながら、実は大ファンで妄想しまくり。今巻では乙女に近づくために生徒会に入ったという事実も明らかになり、ますます彼女の一途さが伝わってきます。御厨が仲間に入ってきたことで少しだけ気を悪くした様子も見せつつも、何だかんだ乙女のことが大好きなんだなあと微笑ましいです。

部活動の写真をきっかけにエロ方向へ思考が飛んでいくあたり、紺野も立派な乙女の仲間。彼女の百合感は今巻も健在で、むしろ増し増しでした🌸

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今巻ラストの引き:エレベーターに閉じ込められて

3巻の終盤、乙女と御厨、そして茶道部の後輩・雪隠の3人がお茶をたててもらおうと茶道部の部室へ向かう場面があります。ところがそこで乗り込んだエレベーターが停まってしまい、3人は閉じ込められてしまいます。

尿意が限界に近づく中、御厨が何かをひらめいたような表情を見せるんですが……ここで今巻は終わり。続きがどうなるのか、本当に気になります。

前巻のラストがミステリー要素だったのに対して、今巻は密室サスペンス(?)という新しい引きの形。次巻が待ち遠しくて仕方ありません。

まとめ:煩悩は加速する、続きが気になる

『乙女のおかず』3巻は、前巻までの勢いそのままに、さらにキャラクターと舞台を広げた一冊でした。

修学旅行事件の決着、御厨珠珠の新たな一面、黒薔薇学園との因縁の勝負、そして変わらず乙女を見つめる紺野麻由子。どのエピソードもギャグとお色気が絶妙にブレンドされていて、読んでいて飽きません。

特に黒薔薇学園の登場は、これまでの学園内コメディに新しい風を吹き込みました。乙女がライバル校の生徒たちまで懐柔していく様子は、まさに「主人公の器」という感じ。

ラストのエレベーター事件も気になるし、紺野の乙女への想いがどう動いていくのかも見逃せません。「乙女のおかず」、1巻・2巻と続けて読んできた方も、まだ未読の方も、3巻はぜひチェックしてみてください📚 次巻でエレベーターから出られるのか、私も気になって仕方ありません。

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