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『あの子とふたりで。』1巻レビュー:あざと女子とギャルの微妙な距離感が新鮮すぎる

レビュー

⚠️ この記事はネタバレを含みます。

はじめに

百合ナビの新刊発売情報を眺めていたとき、思わず目が止まったのがこの作品でした。「あざと女子とギャル」という組み合わせ。これ、今までありそうでなかった設定じゃないですか? 気になって手に取ってみたら、これが予想以上に面白くて。

読み終わった後、正直に言うと感想を書くのに少し悩んでしまいました。というのも、この作品って「オンナノコ同士の関係性を楽しむ」「キャラクターの可愛さを愛でる」ことに特化した作品だなって感じたからなんです。

各エピソードは、まさにそれらを楽しむための舞台装置というか。でも、だからこそ丁寧に伝えたいなって思いました。

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あらすじ: 同じ苗字、正反対のふたり

男ウケ抜群のあざとい女子・左藤ユナと、真面目で気遣い上手なギャル・左藤エマ。同じバイト先、同じ苗字、同じ家庭環境(どちらも母子家庭)という共通点はあるものの、それ以外は全く合わないふたり。

そんな二人が、ユナの母親の再婚をきっかけにルームシェアすることになります。価値観の相違から衝突もするけれど、だからこそ理解したいと歩み寄れる――。そんな特別な関係のオンナノコたちが紡ぐ、新世代シスターフッドの物語です。

この作品のユニークなところ

「同じ苗字」という設定

まず面白いなと思ったのが、二人とも「左藤」という同じ苗字なんですよね。これって地味に珍しい設定だと思いませんか? この「同じ苗字」という要素が、二人の関係性に独特の色を添えている気がします。

「友達なのか?」というところからスタート

もう一つ、この作品がすごくユニークだなと感じたのは、主人公の二人の関係性。物語が始まる時点で、彼女たちはまだ親友と呼べるものでもなければ、そもそも友達なのか? というような微妙な距離感なんです。

たまたま同じバイト先で、家庭環境が似ているという以外は、おおよそ正反対。実際、1巻に収録されている前日譚を見ると、最初はお互いに「この子とは仲良くなれなさそう…」感がありありと伝わってきます。

関係性の変化が見やすい構成

作品が本格的に始まるのは、共同生活を始めて1年後から。あまり仲が良いというわけではないところからスタートしている分、時とともに移り変わる二人の関係性というのは見やすい設定だなと思いました。

二人の距離感、言葉の選び方、些細な気遣い。そういった細かい変化を追っていくのが、この作品の醍醐味なんだろうなって。

気になる今後の展開

読んでいて一番気になったのは、この作品の「落としどころ」。作品紹介には「シスターフッド」という言葉があるけれど、このままシスターフッドものとして進むのか、それとも二人の間にロマンス要素が芽生えるのか。

前日譚では二人とも彼氏がいる様子が描かれていたので、二人のラブロマンスというのもなかなか想像しがたいところもあるんですよね。でも、だからこそ余計に気になる。この微妙な距離感が、これからどう変化していくのか。

おわりに

正直に言うと、この手の作品の感想って難しいんです。でも、それは裏を返せば、この作品が「関係性とキャラクター」に全力を注いでいる証拠なのかもしれません。

二人の関係性がどうなっていくのか、私はこれから見守っていきたいなって思います。あざと女子とギャルという新鮮な組み合わせ、「同じ苗字」というユニークな設定、そして微妙な距離感からスタートする関係性。どれも今までにない魅力が詰まっています。

「オンナノコ同士の関係性の変化をじっくり楽しみたい」という方には、特におすすめしたい作品です。続きが気になって仕方ありません📚

皆さんは、この二人の関係性、どんな風に変化していくと思いますか?

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