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『いちこえ、にふり、タチアオイ』感想|予備校講師とボクっ娘店員が紡ぐ大人百合の静かなロマン

レビュー

この記事は2026年1月18日に更新しました。

⚠️ この記事はネタバレを含みます。
作品を未読の方はご注意ください。

✨はじめに

こんにちは、琳花です。

今回は、ヨドカワさんの新作『いちこえ、にふり、タチアオイ』について語らせてください🌸

予備校を舞台にした大人百合…と聞いて、最初はちょっと硬めの印象を持っていたのですが、読んでみたらもう、心がじんわり温かくなる素敵な作品でした。

百合というより“ロマンシス”という言葉がぴったりかもしれません。

精神的なつながりの深さに、静かに胸が震えるような感覚。そんな物語でした。

📚本文

主人公は予備校講師の片岡アオイさん。

端正な容姿ゆえに、幼い頃から人に好かれることが多かった彼女ですが、それが原因でトラブルも多く、ひっそりと生きることを選んできた人です。

そんな彼女が、予備校のCMに出演したことで注目を浴びてしまい、静かな日常が揺らぎ始めます。

そして現れるのが、購買部の“ボクっ娘”店員・山田さん。

彼女はアオイのことをじっと見つめていて…この出会いが、物語の始まり。

アオイは、自分のルックスを“引け目”として捉えているけれど、山田はそれを“武器”として活かすタイプ。

考え方も立場も違う二人が、出会いを通して互いに変化していく様子がとても丁寧に描かれていて、読んでいて心がぽかぽかしました。

アオイは山田との関わりによって、自分の殻を少しずつ破っていく。

一方の山田も、アオイとの関係を通して、自分の役者としての幅を広げていく。

まさに“相互補完”という言葉がぴったりな関係性で、読んでいて「こういう百合もあるんだな…」としみじみ感じました。

ヨドカワさんの作画も本当に美しくて、表情の機微や空気感が繊細に伝わってくるのが素晴らしかったです。

肉体的なつながりの百合ももちろん好きですが、こういう精神的な深さを描いた作品こそ、百合の真髄なのかもしれません🧐

🌸おわりに

『いちこえ、にふり、タチアオイ』は、静かだけど確かな“変化”と“つながり”を描いた、大人百合の名作でした。

読後、心がじんわりと温かくなるような感覚が残って、しばらく余韻に浸ってしまいました。

百合って、恋愛だけじゃなくて、こういう“心の交差点”みたいな瞬間も描けるジャンルなんだなって改めて思います。

気になった方はぜひ読んでみてくださいね🌸

あなたの“推し百合”がまたひとつ増えるかもしれません📚

それではまた、琳花でした。

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