この記事は2026年4月5日に更新しました。
⚠️ この記事はネタバレを含みます。
作品を未読の方はご注意ください。
はじめに
この作品、何度読んでも笑ってしまうんです。2026年1月にドラマ化が決定したということで、また読み返してしまいました。読むたびに新しい発見があって、副会長・栗下涙の灰屋会長への偏愛っぷりに毎回驚かされます。
『副会長の主なお仕事』は、生徒会室という密室で繰り広げられる、ちょっと(いやはかなり)ヤバめな百合コメディです。容姿端麗で優秀な副会長が、実は会長に対して異常なまでの愛情を持っているという設定。この作品、気になってる方も多いんじゃないでしょうか。
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こんな人におすすめです:
- 笑える百合コメディが好きな人
- ちょっと変態的なキャラクターが好きな人
- 密室での2人の関係性を楽しみたい人
- ツッコミの上手いキャラが好きな人
- 偏愛系の百合が好きな人
あらすじ
生徒会室には、いつも会長の灰屋と副会長の栗下涙、2人しかいない。最初は他の役職の生徒もいたのだけど、栗下が仕事を全部片づけてしまうので、みんな来なくなってしまったらしい。
容姿端麗で文句なしの優等生である栗下。でも、灰屋にだけは変なちょっかいをかけてくる。お淑やかの皮を被って行われる愛ゆえの暴走――密室の生徒会で起こる、ヤバめ偏愛コメディが、ここに開幕します。
栗下のキャラクターが最高すぎる件
栗下涙、この副会長のキャラクターが本当に最高なんです。めちゃくちゃ美人で、めちゃくちゃ有能。生徒会の仕事を一人で全部こなしてしまうほどの実力者。でも、灰屋会長への偏愛が突き抜けすぎていて、なんというか…残念な感じが出ちゃってるんですよね。
このギャップがたまらないんです。
灰屋への気持ちはかなり重め。他の生徒と灰屋が仲良くしてると、明らかにイラついてる様子が描かれていて、ストーカー的な一面も。そして、何より特徴的なのが、灰屋の頭を良く吸ってること。普通に怖いですよね(笑)。でも、この異常性が面白くて、読んでいて笑いが止まらなくなります。
灰屋のツッコミが的確でキレキレ
一方の会長・灰屋も魅力的なキャラクターです。栗下の茶番や変態的な行動に対するツッコミが、的確でキレがあるんですよね。生徒会長としての落ち着きと、冷静な判断力を持ちながらも、栗下の暴走にしっかり対応している姿が頼もしいです。
そして何より、なんだかんだで栗下の茶番に付き合ってあげてる。頭も吸わせてあげてるし、もしかしてまんざらでもないのかもしれないとという雰囲気が漂っているのが、また良いんです。
この2人の関係性、最初は一方的な偏愛に見えるけど、実は灰屋も栗下のことを意識してるんじゃないかって思わせる描写があって、もどかしくも尊い関係性なんですよね。
私が特に好きなエピソード5選
この作品、どのエピソードも面白いのですが、私が特に好きなのは以下の5つです。
エピソード5「ロングスリーブ・グッドバイ」
栗下が夏でも長袖を着ているので、半袖姿を見たいと灰屋が提案するエピソード。灰屋は、栗下のイメージと一番遠いネイビーのポロシャツを選んだんです。「これなら似合わないだろう」という思惑があったのでしょうね。
でも次の日、ネイビーのポロシャツ姿で登場した栗下。普通に似合っていて、灰屋が反応に困るという展開。この「計算が外れた感」がたまらなく面白いんです。
エピソード10「食べてしまいたいほどに」
このエピソードは、狂気度が高めです(笑)。栗下が昼休みにキャラ弁を作るんですが、作ったのは灰屋似のおにぎり。そして、灰屋を見ながら、頭から食べてるんですよね。
この発想、普通は出てこないですよね。でも栗下にとっては「愛ゆえ」の行動なんでしょう。狂気すぎて、読んでいて声を出して笑ってしまいました。
エピソード14「秘密の儀式で聞いてみよう」
コックリさんもどきの遊び「くりしたさん」をやろうと提案する栗下。仕方なく付き合う灰屋ですが、栗下が完全に力ずくで動かしてるのが丸わかり。
「灰屋会長は〜?栗下副会長のことが〜?す〜?」というお題で、「すき」に力ずくで誘導されそうになる灰屋。生徒会長としての(?)プライドをかけて、なんとか「すち」に回避するんです。
でも、「すち」でもアリという栗下の反応が最高でした。この柔軟性というか、灰屋から何かしらの反応を引き出せれば満足、みたいな姿勢が面白いんですよね。
エピソード23「シンクロナイズ」
灰屋が、休日の栗下がどんな感じなのか興味があるということで、買い物に誘うエピソード。待ち合わせ場所の駅前で待つ灰屋の前に登場した栗下。なんと、灰屋と完全一致の服装で現れたんです。
灰屋の一言が秀逸でした。「嘘だろ」。
この絶望感というか、呆れと驚きが混ざった感じが伝わってきて、思わず笑ってしまいます。栗下、どうやって灰屋の服装を予測したんでしょうね。
エピソード24「おまえはどうしてそうなんだ」
エピソード23からの続きです。ペアルックを避けたい灰屋は、栗下の選んだ服を着ることに。そして、どうして教えていないのに服装が完全一致だったのか尋ねると、栗下は「純粋な推理だ」と答えます。
「そっか〜推理なら安心だね★ってバカか」という灰屋のノリツッコミが最高でした。
結局、栗下が普段どんな服を着ているかわからないと愚痴る灰屋。それに対して、近隣の店舗で服を買って着替えてくると出かける栗下。待っていた灰屋の前に登場したのは、セクシーなお姉さん風の格好をした栗下。
灰屋の一言。「嘘だよ」。
このエピソード23〜24の流れは、何度読んでも大爆笑してしまいます。栗下の予想外の行動と、それに振り回される灰屋の反応が絶妙で、百合コメディとしての完成度が高いんですよね。
謎に包まれた栗下の私生活
作品を読んでいて気になったのが、栗下の私生活です。生徒会室に、ドリンクバーを持ち込んだり、こたつを持ち込んだり、しまいにはプールまで持ち込んだり。
どこかいいとこのお嬢様なんでしょうか?それとも、灰屋のために何でもやってしまうタイプなのか。私生活が謎すぎて、それもまた魅力の一つになっています。
おわりに
『副会長の主なお仕事』は、1巻で完結してしまう作品です。個人的には、もうちょっと灰屋と栗下の話を読みたかったなと思います。この2人の関係性、まだまだ見ていたかった。
2026年1月に実写ドラマ化が決定しているとのこと。ちょっと不安もありつつ、でも楽しみでもあります。栗下の異常な偏愛っぷりを、実写でどう表現するのか気になる作品です。
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何度読んでも面白い、笑いの絶えない作品です。生徒会室という限られた空間で繰り広げられる、栗下と灰屋の濃密なやり取りを、ぜひ楽しんでみてください。きっと、何度も読み返したくなる作品になると思います📚
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