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最近読んだ百合マンガ感想まとめvol.2|アンソロジーの沼とえっち系の話

アンソロジー

⚠️ この記事は『作品名』のネタバレを含みます。

はじめに

vol.2です。

今回はアンソロジーをまとめて読んだ時期の感想なんですが……正直に言うと、えっち系が多めです(笑)。

百合アンソロジーってテーマが面白くて、「コスプレ」「お酒」「ワンナイト」「おっぱい」とか、テーマだけ見てると笑えるんですが、読んでみると本当によくできていて。女の子同士のえっちって、やっぱりいいんですよね……と、しみじみ感じた読書期でした。

そんな中に一冊だけ、毛色の違う純愛路線のアンソロジーが混ざっていて、それが今回一番刺さった作品だったりするので、ぜひ最後まで読んでいってもらえると嬉しいです。

テーマ別えっちアンソロジーの世界

コスプレ百合えっちアンソロジー

コスプレ百合えっちアンソロジー 表紙
コスプレ百合えっちアンソロジー

バニー、メイド、天使に悪魔、シスター、猫耳、チアガール……と、コスプレをテーマにした百合えっちのアンソロジー。全編描き下ろしです。

テーマがコスプレというだけあって、視覚的な華やかさがあって楽しい。えっちとしても普通に良かったです。

複数の作家さんが参加していますが、個人的に好みだったのは三本ひよりさんとあおと響さんの作品。三本ひよりさんは今のところ百合作品はこのアンソロジーだけみたいで、もっと読んでみたいなと思っています。あおと響さんは「鎧塚さんをバブらせたい」を描いている方なんですね。どちらも絵柄がとても好みでした。

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アルコール百合アンソロジー・ストロング!

アルコール百合アンソロジー・ストロング!の表紙画像
アルコール百合アンソロジー・ストロング!

お酒にまつわる、ちょっとえっちな百合アンソロジー。大人の恋愛模様をオール描き下ろしでお届け、というコンセプトです。

えっち要素はあるけど、タイトルほど「ストロング」ではないかな(笑)。もうちょっとあっても良かったかなと思いつつ、焼肉定食さんの絵がやっぱり好みで、それだけで満足感がありました。百合3Pもあって、それはとても良かったです。

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ワンナイト百合アンソロジー

ワンナイト百合アンソロジー 表紙画像
ワンナイト百合アンソロジー(アンソロジー)

「今夜だけは、一緒にいてほしい」というコンセプトの、百合姫発のアンソロジー。一夜限りの想いを描く全8編収録です。

百合姫からのアンソロジーというだけで期待値が上がるんですが、それを裏切らない仕上がりでした。ワンナイトというテーマのおかげで、どの作品にもちゃんと絡みがあって、えっちとしての満足感もある。

個人的に一番好みだったのはFlowerchildさんの作品。絵柄の好みって、読めば読むほど自分の輪郭が見えてくる気がして面白いです。

同じくワンナイトをテーマにした『ワンナイトラブ百合アンソロジーの詳細レビューはこちら👇
『ワンナイトラブ百合アンソロジー』感想

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レズ風俗アンソロジー(第1〜3弾)

レズ風俗アンソロジー 第1巻の表紙画像

レズ風俗をテーマにしたアンソロジーシリーズ。キャンペーンセールの際に第1〜3弾をまとめて購入して読みました。

どの巻も面白かったんですが、読んでいて気づいたことがあって。収録作品の多くが「一人の女性との恋愛」と「客と嬢という疑似恋愛」のはざまで揺れる話になっているんですよね。テーマがレズ風俗である以上、設定としてそうなりやすいのかなとも思うんですが、性的マイノリティが出会う場として考えると、実際にそういうことはあり得るよな……とも思わされて。

男女の風俗でこの設定だったらだいぶ嘘くさく感じるんですが、女性同士だとリアリティがあるのが不思議で興味深かったです。参加作家さんそれぞれの個性が出ていて、シリーズを通して楽しめます。

テーマが近い「浮気・NTR百合アンソロジー」の感想はこちら👇
『浮気・NTR百合アンソロジー』レビュー

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おっぱい百合アンソロジー(第1・2弾)

おっぱい百合アンソロジー 表紙画像
おっぱい百合アンソロジー(1)

タイトルそのままです(笑)。おっぱいに焦点を当てた百合アンソロジー、第1弾と第2弾を読みました。

おっぱいにはロマンがある、というのは世の真理だと思っていて。えっち要素もしっかりあるし、どの作品も「おっぱいにまつわる百合」というテーマに真摯に向き合っていて好感が持てます(笑)。

第1弾ではえんどさん、如月瑞/Doggyさん、結野ちりさんの作品が好みでした。第2弾は雪子さんと焼肉定食さん。焼肉定食さん、どのアンソロジーに入っていても安定して好きなんですよね。

年間ベストでも「おっぱい百合アンソロジー2」を紹介しています👇
2025年の百合マンガ年間ベスト10選【琳花が選ぶ】

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絶対に主従が逆転する百合えっちアンソロジー

絶対に主従が逆転する百合えっちアンソロジーの表紙画像
絶対に主従が逆転する百合えっちアンソロジー

昼間は従者が主人を立てているのに、夜は主従関係が逆転する——というコンセプトの百合えっちアンソロジー。百合姫からの刊行なので安心して読めます。

全7編、それぞれの作家さんが思い思いの「主従逆転」を描いていて、バリエーションが豊かで楽しかったです。読んでいて、最近観た似たような設定のレズビアン作品を思い出したりも。

個人的に好みだったのは工藤えるさんの作品。工藤えるさんはカバーイラストも担当していて、絵柄がとても好みです。

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ギャル×百合という王道の楽しさ

あーしとわたし。2・3(ギャル×百合アンソロジー)

あーしとわたし。2 ギャル×百合アンソロジー 表紙画像
あーしとわたし。2 ギャル×百合アンソロジー

ギャル×百合アンソロジーの2巻と3巻をまとめて読みました。

えっち系が多いvol.2の中では、この作品は比較的王道の百合ラブコメ寄りで、読んでいてほっとする楽しさがある。ギャルとそうじゃない子の百合カップルが中心で、「こういうのを百合っていうんだよ!」と言いたくなるような、ど真ん中な作品ばかりで楽しめました。

2巻では桜木蓮さん、3巻では荒井チェリーさんとみかん氏さんの作品が特に好みでした。ギャル、やっぱりかわいいです。

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今回のMVP

元号百合アンソロジー

元号百合アンソロジー 表紙画像

今回読んだ中で、一番心に残ったのはこの作品です。

明治・大正・昭和・平成・令和の5つの元号をそれぞれ1話で描く、純愛路線の百合アンソロジー。Xのポストで見かけて気になっていた作品でした。

どの話も、時代背景に絶妙に寄り添った終わり方をしていて。明治〜昭和は切ない幕切れで、平成・令和はわりとポジティブな方向へ——その流れが、同性愛に対する社会の捉えられ方の変化と重なっていて、じんとしました。

読んでいて気になったのが、大正の話に登場する「エス」という言葉。女学生同士の恋愛を指す言葉らしいんですが、百合・GLの歴史ってどこまで研究されているんだろうと思って。男性同士の恋愛は武将の逸話なんかで聞くけど、女性同士の恋愛に関する記述はいつ頃から残っているんだろう……と、読み終わった後も頭の中でぐるぐると。

えっち系が多い中で、こういう純愛路線の重みのある一冊に出会えたのが今回のいちばんの収穫でした🌸

2025年の年間ベストでも「元号百合アンソロジー」を高く評価しています👇
2025年の百合マンガ年間ベスト10選【琳花が選ぶ】

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おわりに

vol.2は、アンソロジーという形式の豊かさを改めて感じた読書期でした。同じ「百合えっち」でも、テーマが変わるだけで雰囲気も読み心地もがらりと変わる。いろんな作家さんの個性が一冊に詰まっているのも、アンソロジーならではの楽しさだなと思います。

そして「元号百合アンソロジー」は、百合が好きな人にはぜひ読んでほしい一冊。えっち系が苦手な方にも自信を持っておすすめできます。

vol.1の感想まとめもよければあわせてどうぞ📚
読んだことある作品があったら、ぜひ感想を教えてください!

vol.1の感想まとめはこちら👇️
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