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『阿佐ヶ谷サキュバス同人物語 2』レビュー:新キャラ続々登場でワチャワチャ感が加速!

お色気

⚠️ この記事はネタバレを含みます。

はじめに:あのワチャワチャが、さらにワチャワチャに

1巻を読んだとき、「ノリと勢いで笑えるギャグ漫画ってこういうことか」と思った作品、覚えていますか? そう、莉奈とリリーの奇妙な同居生活を描いた『阿佐ヶ谷サキュバス同人物語』です。

『阿佐ヶ谷サキュバス同人物語 1』のレビューはこちら👇
『阿佐ヶ谷サキュバス同人物語 1』レビュー:ノリと勢いで楽しむギャグ系バディもの

あの1巻ですら「面白いけどうまく言語化できない」と書いた私なんですが、2巻を読んでもその感覚は変わりませんでした。むしろ、キャラクターが増えた分だけそのワチャワチャ感がさらに加速しているんです。ページをめくるたびにゲラゲラ笑ってしまって、読んでいてとても幸せな気持ちになれました。

百合的な甘さは相変わらず薄めなんですが、それでも気になるポイントがじわじわ増えてきていて。2巻はそういう意味でも、シリーズの見どころが広がってきた一冊だと思います。

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あらすじ:同人イベント参戦!そして新顔たちが続々と…

2巻では、リリーがついに同人イベントに初参戦します。エリートサキュバスのくせにテンションだけは最高潮なリリー……でも会場は男性だらけ。果たして正気を保てるのか、という前フリだけでもう笑いが止まりません。

さらに今巻では新キャラが2人登場します。まず、前巻の終盤に姿を見せていた天使・ソナエルが完全にレギュラーキャラとして定着。なぜか堕落した人間が大好きという、天使らしくない趣味の持ち主です(笑)。

そしてもう一人がサキュバスのローゼマリー。リリーをライバル視して人間界にやってきた彼女、出自は低級っぽいんですが、むしろリリーよりサキュバスらしかったりして。ローゼマリーが登場したことで、相対的にリリーのほうが「まとも」に見えてくるという逆転現象が面白かったです。

この巻の魅力:キャラクターが増えると「関係性」が増える

1巻はほぼ莉奈とリリーの二人芝居でしたが、2巻はソナエルとローゼマリーが加わって、一気に賑やかになりました。

正直、メインの百合要素としてはまだ薄めです。でも、人間関係の広がり方が面白くて。特に私が気になったのが、莉奈の同人仲間・ギガさんの登場です。

本名はギガンティックグラヴィティ鵬というインパクトのある名前で(笑)、今のところマスク姿でしか登場していないので素顔はまだのお楽しみ。でも、莉奈が高熱を出した時にわざわざ看病に来て、ちょっと湿度高めの献身を見せてくれるんですよね。あの場面、さりげないんですけどじんわりと百合味を感じて……。ギガさんと莉奈の関係性、今後どうなるのか気になっています🌸

ローゼマリーの登場で変わる”リリーの立ち位置”

個人的に今巻でいちばん笑ったのが、ローゼマリー絡みの展開です。

リリーよりサキュバスらしいローゼマリー、なのにリリーをライバル視してるあたり、もうその設定だけで面白い。さらに、莉奈がうっかりローゼマリーの角に触れてしまったことで、ローゼマリーが莉奈のことを「お姉さま」と呼ぶようになるという展開も爆笑でした。

ローゼマリーというキャラが加わったことで、リリーが少し”格上”のポジションに見えてくるんですよね。ここまでリリーのふてぶてしさを楽しんできた私としては、こういう相対化が起きると「リリーもそれなりにすごいのでは…?」という新しい見方ができて楽しかったです。

作品の方向性:エロ×日常系×ギャグ路線が定まってきた

1巻を読んだときは、もう少し「同人エロ漫画×サキュバス×バディもの」という方向性で来るかなと思っていたんですが、2巻を読んで路線が固まってきた気がします。完全にエロ×日常系×ギャグ・コメディです。

コミックス限定の描き下ろしは銭湯エピソードで、エロ度は高め。でも本編はほぼ笑いに振り切っていて、エロシーンがあってもギャグとして機能しているのが面白いところ。この作品、「お色気が売り」ではなく「そういう設定を使って笑かしてくれる」ほうに全力を注いでいるんだなと。それがこの作品の個性だと思います。

あと余談なんですが、作中で「男性向け同人誌の作家の4割強は女性」という話が出てきて、ちょっと驚きました。レディコミまで含めるともっと増えるのかも。同人界隈の豆知識まで仕込んでくる作品、好きです(笑)。

おわりに:ワチャワチャ大好きな人に、全力でおすすめしたい

『阿佐ヶ谷サキュバス同人物語 2』は、1巻のノリをそのままに、キャラクターが増えてさらに賑やかになった一冊でした。1巻を読んでドラゴン養ってくださいっぽいなと思ったんですが、2巻を読んでその感覚がより強くなりました。異種族との同居生活という構造もそうだし、増えていくサブキャラたちがワチャワチャする雰囲気もそっくりで。

甘い百合ロマンスを求める方にはやっぱり向いていないかもしれないけれど、
・笑える百合が好きな人
・日常系コメディが好きな人
・サキュバスものやファンタジー系が好きな人
は、ぜひ読んでみてほしいです。

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莉奈たちのさらにグダグダな日常、3巻以降も追いかけていきたいと思います!

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